今回、いろいろな楽器でMSPピックアップを試してみました。
弦楽器だけでなくフレームドラムや和太鼓といった皮もの、チベタンボール、ガングドラム、ハンドパン等の金属製の楽器、カリンバ、ウッドパーカッションの様な木の素材。
それぞれに音量の差はありますが、ポジショニングを工夫してあげればライブでの使用が可能だと思います。
レコーディングに関して、生楽器は空気の振動を拾うのが一番ですが、カリンバなど高音でボリュームの小さな楽器は、生音だとキンキン・シャーシャー鳴るので、逆にMSPの方が綺麗に拾えるように思います。
コラの動画ではブリッジに取り付けませんでしたが、一番音を拾ったのはブリッジの奥ボディ側
でした。
写真にある木の太鼓ねような楽器はカリンバの裏面になります。 カリンバはアフリカの楽器ですが これは日本の職人が作った天然スプリングリバーブ内蔵のカリンバです。
使用機材は、ダイナミックマイクをDITTOマイクルーパーに繋いで、MSPピックアップをblue skyと言うリバーブに繋いでます。
ボリュームレベルをかなり絞っても、MSPピックアップの入力が大きくなっている状態ですが、ノイズはほぼありません。
市販のピエゾピックアップは配線が細く、引っ張ってしまい配線が切れたり癖がつきやすく使いづらいので、MSPは配線の絡みや癖のついた線が弦に触れてしまうことも無くて安心です(^^)