ミニハープ
ミニハープはラップハープやメロディーハープと呼ばれる小さな全音階のハープです。
私たちはウクレレ、ギター、オカリナ、マンドリン、大正琴ほかの楽器教室をしていますが今回このミニハープの普及も始めました。
ミニハープのサウンドホールの直径が15ミリと小さいため付属の磁石が使えず困りました。
ホームセンターで強力と表示されている15ミリの磁石を購入し、磁力を増すため2個をテープで連結し使用しました。(写真参照:2個を連結した磁石をサウンドホールから滑り込ませ、MSP本体はミニハープの裏側から吸着してます。)
付属の磁石に比べ磁力が弱いのですがなんとか使用できました。
取り付ける位置によって低音や高音の強さが変わりますので好みで変えると良いと思います。
クロマハープ
クロマハープは36本のスチール弦が張られたクロマチック音階のハープです。
弦の数が多いので弦と弦の間隔が狭く付属の磁石を入れるのにやや苦労しますが、楽器の裏板に装着して使用しました(表面坂には装着するスペースがありません)。
また、ピックアップ内蔵のクロマハープも売られているのですが高価でなかなか手が出ません。
取り付けは楽器の裏板に装着しますがピックアップの厚みがゴム足より出てしまうので、ゴム足を高さのある物に交換しました。(ホームセンターで500円前後)
取り付ける位置によって音質が変わりますので好みの位置に装着しました。
ピックアップが外れてしまってもいいように色付きのビニールテープで位置を決めています。
音量はピックアップ付のクロマハープに比べて4割ほどではありますが、ミキサー等で調節すれば問題なく使用できます。
以前数千円の貼り付けタイプのピックアップを使ったことがありますが、こちらの方が数倍効果があり良かったです。
使用環境について
発表会ではミニハープ、クロマハープともMSPピックアップのおかげで会場に良い音を響かせることができました。
発表会の会場ですが焼津市文化センターにある会議室を二部屋つなげた部屋で客席は約100席ほどの小規模なものです。
第65回楽しい発表会「楽器の調べ」というタイトルで発表者は延べ90名、出演者の楽器の種類はウクレレ、ギター、オカリナ、マンドリン、大正琴、クロマハープ、ミニハープ、ティンホイッスル、イウイなどです。
今回はクロマハープとミニハープにMSPピックアップを使用しました。ヤマハのEMX512Cというパワーミキサーにつないで演奏しました。
*2018年6月に焼津市「音楽広場」様よりいただいたコメント。*