坂本マニ真二郎さんのピックアップマイクMSPを使用した口コミのメイン画像

坂本マニ真二郎さんのMSP-V3ピックアップを三味線に使ってみた

ピックアップメーカー123sound.jpが坂本マニ真二郎さんのレビューをご紹介。アコースティック楽器用ピックアップマイクMSPの現行モデルとV3の使用比較を行っていただきました。

三味線にMSP-V3を使ったご感想 from 坂本マニ真二郎さん

坂本マニ真二郎さんの三味線 wtih MSP ピックアップ現行モデル

2016年 MSP-V3を使ってみて
2016年はアニメ、ゲーム、漫画関連のお仕事が多かったですが、
なんと言っても三味線のオファーが多かった。
特に三味線RECのお仕事は本当に多かったと思います。

RADIO FISHや蓮花さんなどのアーティストさん達を台頭に、
細かいのだと過去にもやってきたジングル制作のお手伝い、
ゲームBGM(主にソシャゲ)などと本当に多かったです。


そして、
その三味線RECで今年大活躍したのがモニターさせていただいている123sound.jpさんのマイクMSPです。
このMSPのおかげで三味線RECが劇的に変化&進化したのです。
昨年はモニターを引き受け、 沢山やり取りさせていただきフィードバックさせてもらいました。

ちなみに写真の左は従来品で三味線に装着されているのが最新のV3なのですが、
もう、三味線では完成形と言っても良いくらい使えます。

最新のものは更に音の輪郭がクリアになったので特にREC向きだと思いました。
これは自分のような制作の仕事をしてる人には特にわかると思います。
三味線がメインの楽曲だとまた変わってくるのですが、
J-POPやロック、EDM、ゲームなどの音楽に三味線を入れる場合ミキシングが特に大事になってきます。
オケに馴染ませるのが難しい楽器なんですよ三味線って。

歌ものだったり、
三味線がメインでない楽曲でいつものように音を作ってしまうとぶち壊しにもなり兼ねません。
下手をすると邪魔だよ!歌聴かせろよ!とクレーム来ますよ(笑)
そんな感じでとにかく馴染ませるのは重要なのです。

ちなみにイコライジングでやってもできない事はないですが、
できれば録りの段階でなるべく音が決まってる方がその後の音弄りもやりやすくベスト。
そんな現場から見てこの最新のV3は即戦力がありました。
逆に三味線メインの音作りやライブなんかでは従来品の方があってるかもしれません。
自分はそうやって使い分けてます。
ライブとなると少し太さも欲しい、三味線らしい音も欲しかったり、
逆にバックの音に埋もれてしまう事があるので従来品の特性の方が合ってると思います。

まとめると…これだけ語るほど自分にとって重要なマイクなのですよ、MSPは。
制作だと時間も限られてきたりもするでしょう?そういった意味でも最新のものはセッティングも早いからかなりの時間短縮にもなります。
マイクを立ててRECしたりする時もありますが、
それは時間的ゆとりがあったりエンジニアさんのスキルにも左右されるわけです。
和楽器経験の無いエンジニアさんとやる場合は自分がアドバイスします。
でないと延々と終わらない(苦笑)
本当に難しいんですよ三味線という楽器は・・・

*2016年12月に坂本さんよりいただいたコメント・写真。*

坂本さんによるMSP現行モデルの詳しいレビューは★コチラ★


★坂本マニ真二郎さんがMSPを使用してくださった作品★

「黄金時代」  オリエンタルラジオさん率いる「RADIO FISH」の新曲に三味線で参加されています。

「ウルトラブ」  坂本マニ真二郎さん作曲された『ULTRAMAN』佐山レナ(CV:内田真礼)のキャラクターソング「ウルトラブ」

「徒桜(あだざくら)」  アニメ「信長の忍び」主題歌「徒桜(あだざくら)」

坂本マニ真二郎 Biography

三味線奏者坂本マニ真二郎略歴

島根県生まれ。東京、アメリカ育ち。ニックネームはMANI(マニ)。幼少の頃は母親の影響から琴、三味線、日本舞踊といった環境に触れるも兄の影響からROCKやPOPなどの洋楽に傾倒する。アメリカより帰国後幾つかのバンド活動を経て再び和楽器に触れ始め、リーダー兼作詞作曲を担う。2005年「ニライカナイ」m-wagon/avexでデビュー。ロックバンドでありながら三味線を取り入れるスタイルで活動し、その後2007年に「ヒビキメロヲ」amuse soft entertainmentで再びデビュー。その後はstardustmusic(現スターダスト)に移り音楽活動と並行し会社員をしつつ、ビジネス仲間数人と起業。IT・経営コンサルティング会社の相談役を務め2011年、HYBRID HUMAN IDEOLOGYを結成。アーティストでありながらも声優、アイドルの作詞作曲やBGM制作も手掛け、コンサルタントとしての業務を行いつつ活動の幅を広げている。

~2000年 高校を卒業後、アメリカのオハイオ州へ留学。大学ではアカウンティングを専攻。
2000年~ 大学を中退し帰国後幾つかのバンド活動を経て「タンブルドライロウ」を結成。その傍らSEの仕事を開始。
2005年 「ニライカナイ」m-wagon/avexで1st.アルバムをリリースしデビュー。この時期よりサラリーマンになる。
2007年 メンバーチェンジによりバンド名を改名「ヒビキメロヲ」amuse softよりアルバムをリリース。。
2009年 初のシングルDVDをstardust digitalよりリリース。SEを辞め会社を退社。
2010年 ヒビキメロヲ解散。ビジネス仲間数人とIT、経営コンサルティング会社を起業。
2011年 ヒビキメロヲの元メンバーで「HYBRID HUMAN IDEOLOGY」を結成。
2012年 配信限定でミニアルバムを2作品リリース。会社では相談役に就任。
2013年 「BALANCE COATED」を始動。シングル2曲を立て続けにリリースしAmazon MP3では連続1位に。この年よりTV、アイドル、声優などの制作に参加。
2014年 会社を退社し暫し休養の後、音楽制作の仕事をメインに活動。
2015年 音楽制作とコンサルティング業務を並行して新会社設立に尽力。
2016年 個人事業を会社化。音楽制作、マルチメディアに特化したコンサルティング会社を設立。

*坂本さんのサイト「BALANCE COATED」http://hhi-web.com/bc/ より引用。*

坂本マニ真二郎さんのブログ 坂本マニ真二郎さんのオフィシャルサイト 坂本マニ真二郎さんのツイッター
        

Other

【MSP-V3ピックアップ使用した動画】

【MSPピックアップを三味線に使用した動画】

MSPとは

磁石で取り付けるマグネティックマイク

マグネットサンドイッチドピックアップ、通称MSP(エムエスピー)。磁石で簡単に取り付けられる、国内・国際特許取得済の新しいタイプのコンタクトピックアップです。電池のいらないパッシブタイプのマイク。ピエゾとは思えない自然な音を実現できます。

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楽器を傷つけずに取り付け可能

磁石で楽器のサウンドボードをはさむだけで簡単に取り付けられます。楽器に穴をあける必要も特別な工具も必要ありません。粘着で楽器を汚すこともありません。届いたその日に取り付けができ、いらない時には外せるので、お手持ちの複数の楽器に使いまわせます。

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好みの音を探せる

MSPは取り付けた位置の音の響きをとりますので、取り付け位置が数ミリ変わるだけでも違う音色を楽しめます。様々な取り付け位置をお試しいただき、お気に入りの音色を見つけてください。お客様の使用例は下記リンクよりご覧いただけます。

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自然な音色

強力なネオジム磁石でピックアップを押圧することで、サウンドボードの響きをダイレクトにとることができます。これが123sound.jpの特許技術。楽器を傷つけず固定するだけでなく、個々の楽器の音の個性を引き出すことができるのも魅力のピックアップです。

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